日本人の英語

毎年、EF Education First社というところから、EF英語能力指数のランキングが発表され、2020年では日本は55位という結果になりました。ランキング自体の信ぴょう性は、疑問ですが、傾向をつかむのには良いと思います。

 

2020年のランキングに公用語と地域と英語との言語間の距離を追記した表が以下です。

 

※英語との言語間の距離は、こちらを参考にしています。

WHAT’S THE HARDEST LANGUAGE TO LEARN?

http://paassc.com/whats-the-hardest-language-to-learn/

 

※EF英語能力指数のランキングは、こちらを参考にしています。

https://www.ef.edu/epi/

 

 

英語能力レベル順位 英語能力レベル 公用語 英語の言語間距離 地域 備考
1 オランダ 非常に高い オランダ語 Easy ヨーロッパ  
2 デンマーク 非常に高い デンマーク   ヨーロッパ  
3 フィンランド 非常に高い フィンランド Medium ヨーロッパ  
4 スウェーデン 非常に高い スウェーデン Easy ヨーロッパ  
5 ノルウェー 非常に高い ノルウェー Easy ヨーロッパ  
6 オーストリア 非常に高い ドイツ語   ヨーロッパ  
7 ポルトガル 非常に高い ポルトガル語 Easy ヨーロッパ  
8 ドイツ 非常に高い ドイツ語   ヨーロッパ  
9 ベルギー 非常に高い オランダ語 Easy ヨーロッパ  
10 シンガポール 非常に高い 英語   アジア  
11 ルクセンブルク 非常に高い ルクセンブルク   ヨーロッパ  
12 南アフリカ 非常に高い 英語   アフリカ  
13 クロアチア 高い クロアチア語   ヨーロッパ  
14 ハンガリー 高い ハンガリー語   ヨーロッパ  
15 セルビア 高い セルビア Medium ヨーロッパ  
16 ポーランド 高い ポーランド   ヨーロッパ  
17 ルーマニア 高い ルーマニア語 Easy ヨーロッパ  
18 スイス 高い ドイツ語   ヨーロッパ  
19 チェコ共和国 高い チェコ語   ヨーロッパ  
20 ブルガリア 高い ブルガリア   ヨーロッパ  
21 ギリシャ 高い ギリシャ Medium ヨーロッパ  
22 ケニア 高い スワヒリ語   アフリカ 英語が公用語
22 スロバキア 高い スロバキア   ヨーロッパ  
24 リトアニア 高い リトアニア   ヨーロッパ ソ連
25 アルゼンチン 高い スペイン語 Easy 中南米  
25 エストニア 高い エストニア   ヨーロッパ ソ連
27 フィリピン 高い タガログ語   アジア 英語が公用語
28 フランス 高い フランス語 Easy ヨーロッパ  
29 ラトビア 高い ラトビア   ヨーロッパ ソ連
30 イタリア 標準的 イタリア語 Easy ヨーロッパ  
30 マレーシア 標準的 マレーシア語   アジア  
32 韓国 標準的 韓国語 Hard アジア  
33 香港特別行政区 標準的 中国語 Hard アジア  
34 スペイン 標準的 スペイン語 Easy ヨーロッパ  
34 ナイジェリア 標準的 英語   アフリカ  
36 コスタリカ 標準的 スペイン語 Easy 中南米  
37 チリ 標準的 スペイン語 Easy 中南米  
38 中国 標準的 中国語 Hard アジア  
39 パラグアイ 標準的 スペイン語 Easy 中南米  
40 ベラルーシ 標準的 ベラルーシ   ヨーロッパ ソ連
41 キューバ 標準的 スペイン語 Easy 中南米  
41 ロシア 標準的 ロシア語 Medium ヨーロッパ ソ連
43 アルバニア 標準的 アルバニア   ヨーロッパ  
44 ウクライナ 標準的 ウクライナ   ヨーロッパ ソ連
45 マカオ特別行政区 標準的 中国語 Hard アジア  
46 ボリビア 標準的 スペイン語 Easy 中南米  
47 ジョージア 標準的 ジョージア   ヨーロッパ ソ連
48 ドミニカ共和国 低い スペイン語 Easy 中南米  
49 ホンジュラス 低い スペイン語 Easy 中南米  
50 インド 低い ヒンディー語 Medium アジア  
51 アルメニア 低い アルメニア   ヨーロッパ  
51 ウルグアイ 低い スペイン語 Easy 中南米  
53 ブラジル 低い ポルトガル語 Easy 中南米  
54 チュニジア 低い アラビア語 Hard アフリカ  
55 日本 低い 日本語 Hard アジア  
56 イラン 低い ペルシア語   中東  
56 エルサルバドル 低い スペイン語 Easy 中南米  
56 パナマ 低い スペイン語 Easy 中南米  
59 ペルー 低い スペイン語 Easy 中南米  
60 ネパール 低い ネパール語   アジア  
61 パキスタン 低い ウルドゥー語   アジア  
62 エチオピア 低い アムハラ語   アフリカ  
63 グアテマラ 低い スペイン語 Easy 中南米  
63 バングラデシュ 低い ベンガル語   アジア  
65 ベトナム 低い ベトナム語 Medium アジア  
66 アラブ首長国連邦 低い アラビア語 Hard 中東  
67 ベネズエラ 低い スペイン語 Easy 中南米  
68 スリランカ 低い シンハラ語   アジア  
69 トルコ 低い トルコ語 Medium 中東  
70 クウェート 低い アラビア語 Hard 中東  
71 カタール 低い アラビア語 Hard 中東  
72 ヨルダン 低い アラビア語 Hard 中東  
73 ニカラグア 低い スペイン語 Easy 中南米  
74 インドネシア 低い インドネシア語   アジア  
74 バーレーン 低い アラビア語 Hard 中東  
74 ロッコ 低い アラビア語 Hard アフリカ  
77 コロンビア 非常に低い スペイン語 Easy 中南米  
78 モンゴル 非常に低い モンゴル語   アジア  
79 アフガニスタン 非常に低い パシュトー語   中東  
80 アンゴラ 非常に低い ポルトガル語 Easy アフリカ  
81 アルジェリア 非常に低い アラビア語 Hard アフリカ  
82 メキシコ 非常に低い スペイン語 Easy 中南米  
83 エジプト 非常に低い アラビア語 Hard 中東  
84 カンボジア 非常に低い クメール語   アジア  
85 スーダン 非常に低い アラビア語 Hard アフリカ  
86 アゼルバイジャン 非常に低い アゼルバイジャン   ヨーロッパ ソ連
87 シリア 非常に低い アラビア語 Hard 中東  
88 ウズベキスタン 非常に低い ウズベク   ヨーロッパ ソ連
89 カメルーン 非常に低い フランス語 Easy アフリカ  
89 タイ 非常に低い タイ語 Medium アジア  
91 コートジボワール 非常に低い フランス語 Easy アフリカ  
92 カザフスタン 非常に低い カザフ語   ヨーロッパ ソ連
93 エクアドル 非常に低い スペイン語 Easy 中南米  
93 ミャンマー 非常に低い ビルマ   アジア  
95 ルワンダ 非常に低い ルワンダ   アフリカ  
96 キルギス 非常に低い キルギス   ヨーロッパ ソ連
97 サウジアラビア 非常に低い アラビア語 Hard 中東  
98 オマーン 非常に低い アラビア語 Hard 中東  
99 イラク 非常に低い アラビア語 Hard 中東  
100 タジキスタン 非常に低い タジク語   ヨーロッパ ソ連

 

・ヨーロッパの中心や英語が公用語のところは、ランキングが高い。

・インドはランキングが低いのは、このランキングが信用できないところ。昔のランキングを見ると高い。

 ・このランキングに一喜一憂するのはバカ。

・ヨーロッパでも元ソ連は、ランキングが低め。

公用語に、英語との言語間の距離がEasyの言語を使っていても(例えば、フランス語)、国の経済が低いとランキングは低め。

・肌感覚ですが、英語能力が標準的以下のところは、街中で英語は、ほとんど通じない。逆に、標準より上だと、結構通じる。

・アジア/中東の言語は、英語との言語間の距離が遠いので、軒並みランキングが下。

 

日本人の英語力は低いという結果ですが、島国で十分に話者がいて経済もなりたちますし、そりゃそうだなと。いま、英語教育が盛んになっていますが、生活に英語を使う必要がないので、意識の高い人しか習得できません。逆にいうと意識の高い人達が英語が使えれば、日本という国は問題ないという状況ということです。しかしながら、個人レベルで見れば、今後、英語ができる・できないで、かなり格差が生まれます。日本の人口は今(2021年)から50年立つと80億人になり、単純に考えると日本人向けの商売では売り上げ3割減です。英語ができなければ、今の平均年収より3割は少なくなるかもしれません。さらに、今後、少子化対策が今後うまくいく気しないため、日本語話者は減ることは確定だと思います。なので、今の子供たちには、学校が与える英語教育以上の英語教育を子供に与えてあげるほうが、子供が将来生きやすくなるのではないかと思います。ただ、英語が母語が5億人、中国語が母語が10億人です。いまは英語一択ですが、もう少したつと、どちらが良いのか悩ましい時期がくるまもしれません。いずれはこの二つのどちらかに集約されるはずです。この対決を見届けられないのが残念です。

 

子供には英語教育を。しかも英語を勉強していると思わせないようにごく自然に身につく環境を用意できると良いと思います。