RPAの幻滅期からの脱出

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、作業を自動化(=パソコンの操作を自動化)する仕組み。

 

自動化するとなると、サーバを買って技術者を雇ってプログラミングをすることが必要となりますが、RPAだと、ノンプログラミングで、簡単に自動化できるというのがメリット。

 

技術者からすると、RPAという高価なソフトウェアを買わなくても、昔から無償で自動化できるので、何をいまさらという感じになる。

 

ただ、技術者目線の”昔から無償で自動化” というのは、複数のソフトウェアを組み合わせて、場合によってはプログラミングをして実現するという意味なので、技術者以外にとっては、非常に敷居が高い。

 

その敷居を低くしたのが、RPAと呼ばれるソフトウェア。

複数のソフトウェアを組み合わせる必要なく、インストールをすれば、すぐに利用でき、簡単にRPAを利用する環境が整う。

さらに、ロボットが業務を自動化、誰でも簡単にというマーケティング効果もあり、バズった。そして、幻滅した。

 

ガートナー ジャパン株式会社 が発表した「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2020年」の図です。

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https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20200910

 

RPA=ロボティック・プロセス・オートメーションは、幻滅期にいるようです。

ピーク時は、なんだかわらないけど、ロボットが勝手に業務を行ってくれるかのような感じで売り出していましたが、実際には、ノンプログラミングといえど、きちんと作りこみが必要で、痒い所に手を届けるためには、スクリプト書くことも必要となり、ロボットいないし簡単じゃないじゃんということだと思います。

 

矢野経済研究所の国内のRPA市場の展望を見てみると、どんどん伸びています。

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https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2599

 

マーケティングは微妙でしたが、使いこなせれば、非常に強力なツールとなるので、幻滅から徐々に回復していくとうのは肌感覚にもあいます。市場が拡大していくなら、おお小遣い稼ぎにRPAを勉強するのも悪くない気がします。どれを勉強すればよいかというと、

 

MM総研のRPA国内利用動向調査2020に、各製品の導入率が記載されています。

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https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=391

 

1位はUiPath、2位はBizRobo!、3位はWinActorです。どれも有名ですね。

最近では、MSがMicrosoft Power Automate Desktopを発表しました。無償の学習商材もあるようです。

 

そのうち、RPAだけできる人がITエンジニアとして活躍する世の中が来るような気がします。中途半端にプログラミングできても、相手にされないみたいな。